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電気の地産地消、地域の電気を再生可能エネルギー100%を目指したい。
そして電気の力で地域を盛り上げていきたい!

そんな思いから、豊田市内の事業者が集まって設立した「おいでんエネルギー株式会社」
地域情報誌ぶらりんに特集されましたので、ぜひ手に取って読んでいただければ幸いです。

電気代の一部を子どもたちへ還元,、地元に貢献できる仕組みを創生

 2016年4月以降、電気の小売業が全面的に自由化され、商店や一般家庭などを含む全ての消費者が電力会社や料金プランを自由に選択できるようになりました。これにより、家庭での電気使用量や料金などの見直しをしてみたという人も多いのではないでしょうか
 「電力の小売全面自由化」に伴い、企業や団体など、多くの事業者が参入する中で、ここ豊田市にも電気小売事業所「おいでんエネルギー」が立ち上がりました。地元に密着した電力会社を目指すこの会社は、豊田市でそれぞれ業種の異なる仕事マをしている6名が集結し、そこへ地元会社60社からの賛同を得て設立。
「豊田市は地元企業であるトヨタ自動車から多くの恩恵を受けています。
意識していないところでその恩恵に依存してしまっている面もあると思います」と言うのはおいでんエネルギー代表の松原さん。
「豊田市で、自動車以外にも誇れる事業をしたいという思いで設立しました」と抱負を述べます。

 おいでんエネルギーの大切な取り組みとして「地域貢献」を行っています。
支払われた電気代の一部は、豊田市のボランティア団体への支援や、地元の学校での環境活動などに活用。
 夏には子どもを対象に、南知多での地引網体験したり自然を通して、環境について学ぶ教室を開いたりしています。
一方で、家庭に向けた子育て世代への割引きプランなども実施しています。
松原さんは「未来を担う子どもたちの成長をサポートする仕組みを作り、子どもたちへ、さらには地元に利益を週元していきます」と心強く語ってくれました。

環境に、地域に・お財布に優しくエネルギーの地産地消を目指す

 また、おいでんエネルギーは「電気の地産地消」を目指しています。
一般家庭や事業所での太陽光発電など豊田市で作られた電気を地元で使うことは、送電の距離によって生じる「送電ロス」を抑えることができるそう。
 その結果、効率よく電気を供給することができ、私たち利用者の財布にも優しくなります。現在は足りない電力を国が運営する日本電力取引所(JPEX)から調達することで、電力需給を整しているとのことでした。
 また電気の地産地消は、災害時の速やかな電力供給も期待されています。各地方ごとの基幹電力会社に全ての電力供給を頼ってしまうと、万が一その電力会社が被災てしまった時のリスクは計り知れません。
この現状を危傾た国も地域ごとに電力を分散することを推奨しているのだそう。エリア内で電気の需要と供給を完結させる「電気の地産地消」は、災害時への備えにもなるのです。
松原さんは「いつかは豊田で必要な電力は豊田でまかなえるようにしたいですね」と展望を述べました。

 はじめは豊田市独自の電力会社を立ち上げることへの賛同者を募ることも大変だったと振り返るおいでんエネルギーの方々。
説明会を開催したり、様々な場所へ一足を運んだりして、今では地域の人を中心に多くの人から理解を得られるようになりました。
「おいでんエネルギーは、豊田市が大好きな企業有志や、自分が住んでいる地域へ何か貢献がしたいという人に支えられて成り立っています」と松原さんは話します。

 私たちの生活に欠かすことができない「電気」。暮らしの中で電気をお得に使いながら地元豊田市への貢献もできる、新しいかたちのローカル電気小売事業「おいでんエネルギー」の、今後の躍進に期待しましょう

「おいでんエネルギー」設立の前から、何度も企業や一般にむけた説明会を実施。多くの賛同者を経て事業をスタートすることができました。


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