住宅用蓄電池

蓄電池は電気をためておき、その電気を必要なときに使うことができる機器です。
2011年の大震災に非常用電源として注目され、さらに今後はエネルギーマネジメントの基幹商品として、各メーカーが注力しています。

蓄電池には2種類あります。

ポータブルタイプ(移動型)

一般的な家庭用コンセントから充電し、使いたい機器を本体のコンセントにつなぐだけ。緊急時の一時的な利用にもなるため、容量は大きくありませんが、自由に移動できるので停電時のバックアップとして重宝します。


系統連系タイプ(定置型)


電力系統(電力網)に蓄電池を接続して、直接電気をためることができます。
分電盤に接続して家庭内の照明や電化製品に電力を供給します。また、電力使用量や太陽光発電システムの発電量に応じて、蓄電池からの放電を行うといった制御が可能です。

系統につなぐ蓄電池でもさらにタイプが分かれ、太陽光発電と連動するハイブリッド型と単機能型に分かれます。
蓄電池の機能や容量は様々ですので、現状電気をどれだけ使っているか?太陽光発電の発電量はどのくらいあるか?などで何を選ぶかを判断していきます。


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蓄電池はどのくらい使える?

現在、蓄電容量は4~12kwhが主流です。電池容量が大きいほど価格は高くなりますので、じっさいの使い方とのバランスを考えて購入を検討しましょう。
例えば、照明類、エアコン、テレビ、冷蔵庫など、停電が起こった時に必要な電気機器を想定すると良いでしょう。
通常時、蓄電池にためた電気はすべての機器(一般負荷と特定負荷)で使えます。停電時はあらかじめ選定した機器(特定負荷)のみ使用できます。


停電時に使用できる機器の目安時間(満充電時)





蓄電池容量 : 4.65kwhの場合     約13時間
蓄電池容量 : 9.3kwhの場合      約26時間


消費電力や使用条件により異なります。


蓄電池施工事例

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