太陽光発電

松原電機の住宅用太陽光発電メンテナンスプランが出来ました



太陽光発電はメンテナンスフリーって聞いたけど?

太陽光発電は機械である以上メンテナンスは必要です。

メンテナンスの実情


・メガソーラークラスを除いてほとんどの太陽光発電はメンテナンスが行われていない。

・すでに様々な不具合の実例がある。

・メンテナンスが行われていても簡易的。電圧や絶縁測定だけでは不具合は見付けることが難しい

・規模が大きくなるほどソーラーパネルの枚数も増えるため発見に時間がかかる。


パネルの不具合はいろいろな原因があります


・セルのクラック

・モジュール内部の半田のはがれ

・バイパスダイオードの破損

・PID現象

・配線の断線


サーモカメラ

スネイルトレイル現象
(セルのひび割れ)


施工品質が悪くてパネルの不具合が出ることも


・施工時のパネルの取扱い
・バックシートを傷付けていないか
・パネルの上に載って作業していないか
・パネルの変荷重をかけていないか
・パネルの角を運搬時にぶつけたりしていないか

意外とこういうことに気づかずに施工しています。

パネルはデリケートな製品ですので慎重かつ丁寧に扱う必要があります

ソーラーパネルの不具合はなかなか見付けることが出来ません

不具合が起きても気付かないのです。
なぜなら不具合が起きたとき発電量がいきなりゼロになるわけではないからです。
少しずつ性能が下がるのですが、天気が悪くて発電量が落ちているのか、故障で発電量が落ちているのか。
発電モニターでは判断がつきにくいのです。
そして発見の遅れが収入の減少につながっていきます。

そのために定期的なメンテナンスが必要になってきます
通常皆さんが行っているメンテナンスだと

・目視点検
・絶縁測量
・電圧測定
・アース測定
・ボルト増し締めチェック

などになるかと思います。もちろんそれで十分な時もありますがそれでは不具合は見付けられません

松原電機のメンテナンス

ソコデス
これで何百枚もあるソーラーパネルから不具合がある一枚を特定することが出来ます。
ソコデスは何がいいって、発電していない夜でも測定できることです。
非常に高価な測定器ですが,他のテスターは発電している昼間でないと測定することが出来ないのです。

・目視点検
・絶縁測量
・電圧測定
・アース測定
・ボルト増し締めチェック
・ソコデス測定(ストリングごとの内部抵抗値を測定)
・IVカーブトレーサー(ソコデスで見付かった故障パネルを各機器で測定し故障原因を突き止めます)
・サーモカメラ(ホットスポットを発見)
・ソラメンテ(クラスタ断線、バイパス回路の不具合を探す)


ソコデス

サーモカメラ

ソラメンテ


ソコデス測定結果


メンテナンスの豆知識

パネルの水道水での水洗いはNo!

水道水に入っているカルキでガラスの表面があれてしまいます。

バイパス回路の性能は意外と重要

部分的に影ができるような場所でバイパス回路がないと発電量に影響しますが、長時間バイパス回路が働きバイパスダイオードが長時間の電流に耐えられないと、焼き付いてしまいます。

IVカーブは日射量に左右されやすいので判断に難しい

IVカーブは日射量に応じて常に変化しているのでそれが正常値なのか波形だけでは判断が難しいですので専門知識が要求されます。

松原電機では、各種専用テスターを持ち入り的確に判断していきます。

メンテナンスに関する、ご相談やお問い合わせは、お気軽にご連絡ください。


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